みんなの絵本 大っきい子の絵本

つみきのいえ 絵本

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つみきのいえ

絵・加藤久仁生
文・平田研也

ひとりの おじいさんが
うみのうえにある かわったいえに すんでいました。
どうして こんないえに すんでいるのでしょう。

このまちには うみのみずが
だんだん うえに あがってきてしまうのです。

みずが うえに あがってきて、
すんでいた いえが
みずのなかに しずんでしまうと、
そのいえの うえに
あたらしい いえを つくります。

こうして、まるで つみきを
なんこも なんこも つみあげたような
こんな いえが
できてしまったのです。

・・・・・

その さいしょの いえの うえに、
あたらしい いえを つくり、
また そのうえの うえに いえを つくり、
さいしょの あかちゃんが うまれた いえも、
こねこが いなくなった いえも、
カーニバルが あった いえも、
ぜんぶの いえが つみきみたいに つみかさなっていました。

そして おじいさんは、ずっと ここに すみつづけてきたのです。

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