三まいのおふだ
おざわとしお 再話
かないだえつこ 絵
むかし、
あるお寺に、
おしょうさんと
こぞうが
すんでいました。
ある日、こぞうが、
「きょうは、たきぎをとりに
山へいってきます」
おしょうさんは、
「もしこわいめにあったら、
このふだをつかえ」
といって、
おふだを三まいくれました。
こぞうはどんどん山へ
すっかりくらくなってしまいました。
むこうのほうに、
あかりが見えました。
小さな家があり、ばあさんが、
あさ糸をつむいでいました。
ばあさんは、とめてくれました。
ねるときになると、ばあさんは、
こぞうをだいてねました。
ばあさんは、
しばらくすると、
こぞうのしりを
ぽつんとひききっちゃくい、
ぽつんとひききっちゃくい
しました。
こぞうはこわくて、こわくて、
・・・・・
