空をとびたいルーカスと
世界でいちばん たかい本の山
ロシオ・ボニージャ 作
中井はるの 訳
サンタさんへ・・・
「どうか、ほんとうに空を とべるつばさをください」
ママが
「とぶ方法は、ほかにもあるわ」そういって、1さつの本をくれたんだ。
まったく いみが わからなかった。
ぼくは夢中で本を読みつづけた。
もう1さつ・・・もう1さつ・・・つぎつぎ読んでいった。
本の山は どんどん たかくなっていく。
どの おななしも、ぼくをいろんな国へ つれていってくれた。
びっくりするような れきしをしったり、
しらない ひとたちと であったりして、
げんじつにはない世界を想像したりもした。
そうか、ママがいっていたことが わかったぞ!
想像すれば、とべるんだ。
ぼくは それから、こんどはママのもとへ
とんで いったんだ・・・
