ぼくは生まれたとき
作 イザベウ ミンニョス マルチンス
絵 マデレナ マトーソ
訳 本田亮
ぼくは 生まれたとき
ママのおなかのなかしか しらなかった
まっくらな おなかのなかしか
ぼくは 生まれたとき
たいようも 花も ひとの顔も 見たことがなかった
・・・
鼻だって すごいんだ
はじめて あらだじゅうに 空気をすいこんだ あのすばらしさ
鼻は いつだって どんなときだって
あたらしい空気とにおいを すいこんでくれる
ぼくの 大すきな においはね
おばあちゃんの ひざの におい
あったかい チキンスープの におい
学校の えのぐの におい
シャンプーの におい
夏のにおい 夏やすみの におい
