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だいすき おばあちゃん 絵本

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こんとあき

林明子 さく

こんは、おばあちゃんに あかちゃんのおもりを たのまれて、さきゅうまちから きたのです。

こんとあきは、いつも いっしょに あそんで、あきは だんだん おおきくなりました。

ところが こんは、だんだん ふるくなりました。


そして、とうとう あるひ、こんのうでが ほころびてしまいました。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
こんは、へいきなかおで いいました。

「さきゅうまちに かえって、おばあちゃんに なおしてもらってくる」

ぶたばあちゃん

マーガレット・ワイルド 文
ロン・ブルックス 絵
今村葦子 訳

ぶたばあちゃんと孫むすめは、ずっとながいあいだ、いっしょにくらしてきました。

ふたりはなにもかも、仕事まで、わけあいました。

ある朝、ぶたばあちゃんは、ふだんどおりに起きてきませんでした。

「なんだか、くたびれちまって。けさはベッドで、朝ごはんを食べるよ」

つぎの朝、まだよくなっていないのに、ぶたばあちゃんは起きてきました。

「さて、それでは」ぶたばあちゃんがいいました。

「わたしは、町をゆっくり散歩したいのさ。そして、木々や、花々や空や、なにもかもを見て、目に、うんとごちそうしてやりたいんだよ」

はやく あいたいな

五味太郎

ある日、よおちゃんは急に おばあちゃんに
あいたくなりました。

そこで さっそく でかけました

ところが、そのおばあちゃんも
急に、よおちゃんに
あいたくなって

いそいそとでかけました。

おばあちゃんは よおちゃんのうちへ

よおちゃんは
おばあちゃんのうちへ

「しまった!」

ほろづき

沢田としき

月になった大きいおばあちゃん

おばあちゃんのおかあさん、
つまり、大きいおばあちゃんは、
もっと北のはずれにある村に住んでいる。

大きいおばあちゃんは、とても小さい。
しわだらけで、こしがまがっていて、
いつもおじぎしているみたい。
ユキのはなすことばは
わかるんだけれど、
ユキは、大きいおばあちゃんの
ことばがさっぱりわからない。

おばあちゃんが ちいさかった ころ

ジル・ペイトン・ウォルシュ ぶん
スティーブン・ランバート え
まつかわ まゆみ やく

「おばあちゃんが ちいさかった ころ、
おかしは ガラスの ビンに
いれられて、ならんでた。
いちえんで、よっつ かえたんだよ」

「おばあちゃんは、ちいさかった ころの ほうが よかったと おもう?」

「いいや、そんなことはない!
いまのほうが ずっと たのしいよ。
だって、いまでは あんたが いるんだから」

わたしの おばあちゃん

文◎ヴェロニク・ヴァン・デン・アベール
絵◎クロード・K・デュボア
訳◎野坂悦子

わたしは おばあちゃんの おはなしも だいすき。

やさしい おだやかな こえで、こどものころの おもいでを
きかせてくれた。

そのあと、わたしと おばあちゃんは めと めを あわせて、
「プチュッ」を する。
「プチュッ」は キスのこと おばあちゃんが つくった ことばなの。
そして、いっしょに、いえじゅう ひびくぐらい
おおきな こえで わらった。
「プチュッ」は、ふたりの たいせつな ひみつ、
いちばん しあわせな じかん。

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