あたごの浦
讃岐のおはなし
脇和子・脇明子 再話
大道あや 画
砂浜は、明るいお月さまに照らされて、キラキラ、キラキラと、光っりょったんやと。
鯛が、「これこれ、おたこ、おまえも、なんかせえ」
と言うたんで、こんどはおたこが、やっぱり松の木にのぼって、
八本の足を、小枝のあいだからたらりーっとたらして、
「松に下がり藤、これどうじゃ」と、言うたんやと。
そこで、みんなは、また、「妙々々々々々」と、はやしたてたんやと。

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