絵本の定義は、絵だけでは伝えられない部分を、文字でおぎなう。
ジャック・デュケノワの絵本は、まさに定義どおり!
そして、幼児が手にとって、本をめくるのに、ちょうどよい大きさ。
おばけの白い体が、チーズを食べるとチーズの模様の体になったり、
レタスを食べると、もじゃもじゃのグリーン色の体になったり・・・・・
とてもユニークです。
図書館でジャック・デュケノワの絵本を手に取ると、汚れて、破れも大きいが、それだけ子供が手にとってるということ
そして、紙芝居のような大型本もある。
いつまでも、子供に愛される絵本です。
ジャック・デュケノワ
Jacques Duquennoy
1953年、フランス(アミアン パリの北150キロ)生まれ。
美術学校を卒業後はポスターや新聞の挿絵をはじめ、多彩な分野に作品を発表。
後、幼稚園の教師のかたわら絵本作家として活躍。
おばけパーテー
おばけだから、壁をとおる。
7人のおばけが、カクテルを飲むと、カクテルの色に
かぼちゃのスープをのむと、ほこほこかぼちゃ色
・・・・・
そして、とくべつメニューを食べると透明に!
・・・
23回ページをめくります。
楽しい展開の絵に、にやにや顔になります。
おばけ まほうにかかる
リシューは、へんしん ごっこがだいすきな、女のこ。
まじょが、ぬいぐるみの人形の、おしりに はりをさすと
リシューが おき上がった
・・・・・
「こんどは ほうきにのせて あげようね」
リシューは ほうきに のって
ひゅ~ん
あぶない!!!
リシューをたすけるのは
なんと
ヒキガエルくん?!
・・・・・
この絵本も可愛くて、顔がにやけます。
おばけ、がっこうへいく
きょうしつの まえ。
なかから パスパスせんせいが――
こらこら、だめだめ、いりぐちから はいっちゃ。
そうそう、かべを とおって くるんだよ。
・・・・・
じゃあ、つぎは
「とうめいおばけ」に なるれんしゅうだ。
・・・・・
ちっちゃな くものおんなのこ。
なまえは フィルート。
どんなふうに おおきく なっていくか、まいにち しらべるんだ。
・・・・・???
どすん!
どっすーん!
どうやって、くものフィルートを小さくさせたのか?
ジャック・デュケノワの想像力はスゴイですね!!
おばけ びょうきになる
きゅうに アンリが すたすたすた。
こんどは きゅうに のろのろのろ。
そのうち、とうとう うごかなくなった・・・
おいしゃさんに みて もらった
・・・・・
手術は成功
よかったね
でもね、ちょっと こまった ことが ひとつだけ。
どんな困ったことでしょうか?
どんな時もニコニコおばけたち
わたしもニコニコです。
カミーユせんせいは まほうつかい!?
ジャック・デュケノワ さく
きょうは がっこうの はじまる ひ。
みんなの カミーユせんせい!
どんな せんせいなのか、ちょっぴり しんぱい・・。
「では さいしょに、じぶんの えを かきましょう」
カミーユせんせいが いう。「なまえも ちゃんと かいてね」
クラスの みんなは さっそく えを かきはじめて・・
あれれ・・?
どうなってるの? わたしの かいた きりんが うごいてる!
・・・・・
なかよし のりもの 大ぼうけん
ジャック・デュケノワ さく
おおさわ あきら やく
・・・・・
きかんしゃと ふねと ひこうきが
いちどに であったり できると おもう?
できるさ、もちろん!
イゴールくんと
オラフくんと ボビーくんは
そのひ ずっと いっしょに
あそびました。
かくれんぼ!
かけっこ!
ちゅうがえり!
・・・・・