エリック・カールの作品で、すぐ思い浮かぶのは
『はらぺこ あおむし』のインパクトが強い表紙絵ですね。
その絵本は、自然と共に数字、曜日、月の満ち欠け、生き物の生態を教える教育本
そして、しかけ絵本なのです。
エリック・カール
Eric Carle
1929年アメリカのニューヨーク生まれ、ドイツで育つ。
大学卒業後、アメリカにもどり、グラッフィックデザイナーになる。
世界的な絵本作家として活躍。
パパ、お月さまとって!
エリック・カール さく
もり ひさし やく
「パパ、お月さま とって!」
そこで、
パパは、ながいはしごを もってきました。
・・・・・
モニカは、お月さまと
あそびました。
そして、
小さくなった お月さまは
きえてしまいます。
・・・・・
小さな絵本が、立てや横に開くことができ、
はしごが横や上 下に伸びます。
そして、月も
まんまるく大きくなります。
銀色に描かれた月が、とてもエキゾチックで
エリック・カールの感性の深さを感じます。
だんまり こおろぎ
虫の音がきこえる本
エリック・カール さく
くどう なおこ やく
ぽかぽか あたたかい あるひ
ぽっこり!
こおろぎぼうやが
うまれました
ばった
と あいさつ しようと
ちいさな はねを こし・こし・こし
でも あらら
おとが でないよ
うたえない
かまきり
あわふきむしが
せみ
ばち
とんぼ
か
が
・・・・・
おとが でないよ
うたえない
こおろぎは なかまの おんなのこを みつけました
そして こんどは・・・・・
こおろぎばうやと
ともだちに なれたかな?
こおろぎが いつまでも
なきつづけてくれるように
よみおわったら この本を
きちんと とじておこうね
作者 エリック・カール
こおろぎぼうやが、とっても かわいい!
はらぺこ あおむし
エリック・カール さく
もり ひさし やく
あおむしは おなかが ぺっこぺこ。
りんごを ひとつ
みつけて
たべました。
かようび、
なしを ふたつ
すいようび、
すももを みっつ
・・・・・・
さなぎに なって
ちょうに・・・
りんご1こ、なし2こ、すもも3こ、いちご4こ、オレンジ5こには、
まるい穴があいています・・・
小さい指が、穴を「ひとつ」 「ふたつ」・・・と言いながら、ほじくってね。
できるかな?
エリック・カール さく
くどう なおこ やく
ぼくは ペンギン
あたまを くるんと まわせるよ
きみは できる?
できるよ できる
くる くる くるるん
・・・
できるよ できるよ
できるよ できるよ
「絵本の動物といっしょに、頭や手足を動かしてみよう!
すこしずつ まねっこゲームをしながら
くり返し続けると、ダンスがうまくなったり、
スポーツ選手のようにみごとな体そうだって できるようになるよ。
さあ、やってみよう!」
作者 エリック・カール
ちなみに わたくしは、
足の指で「グー、チョキ、パー」
運動が良いと聞き、試みてますが
なかなか「パー」ができません。
ん~
くり返し続けます。