ホウキ
宮原 克人編 細川 理万子絵
ホウキのはじまりは、身近な草木?
「草なら、なんでもホウキにできるのかな?」とアキラが言いました。
「大むかしに身近な草や小枝を使って、ゴミを掃きだしたのが、ホウキの始まりだったろうね」と敬心和尚が言いました。
やがて、江戸時代になると都市が発達して、ホウキをつくる専門の職人が生まれたり、農家の副業としてホウキがつくられたりして、ホウキも商品として売られるようになるんだ。
チョコレート
NPO法人APLA(あぷら)
オルター・トレード・ジャパン・編
バン チハル・絵
チョコレートを自分でつくってみると、チョコレートのうしろにある、別の世界がみえてきました。
イチから、自分でつくったチョコレートは、素朴で力強く、濃い香りのするおいしさでした。
自分たちが食べるチョコレートの原材料には、何が使われているのか、どんな国の農家がどのようにカカオを育て、収穫したカカオは適正な価格で買い取られているのかどうか、そうしたことに目を向けないといけないのでしょう。